審美歯科/ホワイトニング

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審美歯科とは？

歯科医療の目的は、口腔疾患を予防し必要に応じて治療を行うことで、お口の中のみでなく全身的な健康を保持することにあります。お口の機能を改善することで「食べる」ことにおいてよく咬めるようになり楽しく食事をすることができます。

また「話す」というコミュニケーションにおいても口元は重要な役割を担っています。

機能の回復と審美的満足は心身の健康に大きく関わる重要な要素と考えられ、「歯科審美」はまさに皆さんのQOL（Quality of Life）に大きく貢献しています。

審美歯科の一般的なイメージは、見た目の美しさを追求する分野だと思われるかもしれません。

しかし審美歯科の目指すところは「形態、色調、機能」の調和です。

つまり審美歯科は歯科診療全般と密接に繋がっています。当院では、まずはしっかりした歯周治療を行い、必要に応じてむし歯や根管治療で基礎を改善してから最終補綴を行うことを心がけています。

審美歯科治療で何より大切なのは、患者さんの生活の質を向上させることです。

患者さんの求めるゴールをしっかりとお聞きしたうえで、お口の中をトータルで治療するうえでの治療計画を提案いたします。

セラミックとは、陶器や磁器などの素材を指し、審美歯科においては、歯の補綴物や差し歯、クラウンなどに使用される素材のひとつです。

セラミックの特徴は、金属素材と比較して、自然な見た目や光沢感があり、また、金属アレルギーの心配がないことです。

また、耐久性にも優れており、正しくケアを行うことで、長期間使用することができます。

審美歯科においては、セラミックを使用した治療が一般的であり、自然な歯の色や形状を再現することができます。

セラミックの種類には、様々なものがあり使用する素材によって治療効果や費用が異なります。歯の修復や補綴において、セラミックを使用することで、自然な見た目を保ちつつ、噛む力や機能性を回復することができます。

メタルボンドとは、金属とセラミックの2つの素材を合わせた補綴物のことで、審美歯科において一般的に使用される素材のひとつです。

メタルボンドは、金属部分に歯に噛み合わせるための構造を作り、その上にセラミックを焼き付けることで、自然な歯の色合いを再現しながら、強度や耐久性を確保することができます。

金属の中でも、クロムコバルト合金やチタンなどが使用されることがあり、その選択は治療箇所や患者さんの症状に応じて行われます。

メタルボンドは、その強度や耐久性から、噛む力や咀嚼力が必要な場合において、審美性と機能性のバランスを保ちながら、歯の補綴や修復に使用されることが多くあります。

ただし、金属の部分が見えることから、審美性に優れたセラミックのみの補綴物や治療法と比較して、見た目に違和感を感じる患者様もいらっしゃいます。

最適な治療法をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

ホワイトニングは、専用の薬剤を用いて歯を漂白する治療法です。歯を削るなどしてダメージを与えることなく、ブラッシングなどでは落としきれない歯の黄ばみや黒ずみ、変色を除去することができます。

日本人に多いのが歯の内部の黄ばみです。歯は「エナメル質」「象牙質」「神経」という3層構造でできていますが、歯の内部にある象牙質はもともと黄ばみをもった組織です。

日本人は外側のエナメル質が薄いため、歯の内部にある象牙質の黄ばみが透けて黄ばんだ歯に見えます。

さらに、歳をとるとこの象牙質が分厚くなってくるため、加齢でより黄ばんで見えるようになります。

「最近、歯が黄ばんできた気がする」と思うのは、この歯の内部の黄ばみが主な原因なのです。

歯科医院のホワイトニング剤に含まれる過酸化水素が、歯の内部に浸透し、歯の中の色素と反応して分解します。これにより、歯の黄ばみが漂白され、白くなります。

歯の表面に付着した色素を落とすだけでなく、歯の中にある色素を分解しているので歯そのものが白くなるのです。

【ホワイトニング前】
黄ばみの原因である色素がたくさんある状態

【ホワイトニング中】
過酸化水素が内部に浸透し色素を分解して漂白する

【ホワイトニング後】
色素が漂白されたことにより、歯が白く見える

当院では、患者様の歯の色と、1回の施術でどのくらいまで白くなるかなど診断いたします。もちろん無料ですので、気になっている方は診察時にお近くのスタッフまでお気軽にお声掛けください。